こんにちは、しろころです。
今回はギター弾き語りミュージシャンに向けて、用途や環境に合わせたチューナーの選び方をわかりやすく紹介していきます。
最後には、私自身も実際に使っているおすすめモデルもピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください!
チューナーの種類
クリップチューナー
ギターのヘッド(先端部分)にクリップで挟んで使用するタイプ。

コンパクトなので持ち運びが容易で自宅の練習からライブまで使用できます。
振動を検知してチューニングを行うため周囲の音に影響されにくいのが特徴です。
バンドでの使用など他の楽器の強い音や振動がある環境では、ギター本体の振動を正確に検知しにくくなる場合があります。
●コンパクトで持ち運びがラクラク
●バンドでの使用では他の楽器の振動の影響を受けやすい
●2000円前後から購入できる手頃なモデルも多く、初心者にもおすすめ
ペダルチューナー
エフェクターのように足元に置くタイプ。
ライン(ギターシールド)での接続が必要なため、エレキやエレアコ、ピックアップが搭載されたアコギで使用することができます。
周囲の音や振動の影響を受けないためバンドでの使用に適しています。
ほとんどのペダルチューナーにミュートスイッチついています。
●音をミュートしてスマートにチューニングできる
●エフェクターサイズなので携帯性は良くない
●バンドでの使用に適している
カードチューナー
カードサイズの小型チューナーでマイクで音を拾ったり、ラインで音を入力したりしてチューニングするタイプ。
ギターだけでなくベースやウクレレ、管楽器にも使用できるものもあります。
メトロノーム機能が付いているものも多く、練習でも活躍できるチューナーです。
●メトロノーム付きなど、多機能で練習向き
●小さな画面のものが多く、暗いステージや離れた位置では表示が見えにくいことがある
スマホアプリ
スマホのマイクを使ってチューニングするタイプ。
無料で手軽に使用できますが、周囲の音に敏感なので静かな環境向けで、ライブでの使用には適していません。
メインのチューナーとしては心もとないですが、チューナーを忘れた時などの“非常用”として入れておくと安心です。
●スマホでアプリをダウンロードすればすぐに使用できる
●周囲の音の影響を受ける
●ライブでの使用には適さないがといざという時に便利
弾き語りミュージシャンへのおすすめはクリップチューナー
ギター弾き語りで活動するミュージシャンには迷ったらクリップチューナーをおすすめします!
●携帯性が良い
非常にコンパクトで軽いのでポケットに入れて持ち運ぶことができます。
楽器や他の機材を持ち運ぶ必要があるミュージシャンにとって携帯性が良いことは大きなメリットとなります。
●1つで練習からライブまで使える
練習からライブまで幅広く使用することができます。
弾き語りでは他の楽器の影響を受けることがないので振動検知の精度については問題ありません。
今後バンドで活動を行う機会ができ、不便が出てきたらペダルチューナーの購入を検討するのが良いでしょう。
おすすめのクリップチューナー
TC ELECTRONIC:PolyTune Clip
とにかくレスポンスが早く、ライブ中でも流れを止めずにサッとチューニングを済ませられるのが魅力です。
雰囲気を崩さないためにも、チューナーの反応速度はとても重要です。
デザインがかっこいいのでヘッドにつけたままでも気になりません。
私はブラックを愛用しています。
(ブラックタイプは電池交換の際に精密ドライバーが必要です。)
KORG:Pitchclip 2
画面を上下逆に表示できるリバース機能付き。
ヘッドの裏側に装着したい場合や、左利きのレフティプレイヤーにも使いやすい設計になっています。
レスポンスも早くシンプルでスタイリッシュなデザインです。
YAMAHA:YTC5
お手頃価格でシンプルなデザインのクリップチューナーです。
暗い場所での視認性もよく、初めてのチューナーにオススメです。
まとめ
弾き語りミュージシャンには手軽さと実用性のバランスが取れたクリップチューナーが最もおすすめです。
特にライブと練習の両方で使用でき、持ち運びも楽な点は大きなメリット。
今後、バンド活動や大きな会場での演奏など、使用環境が変わった場合にはペダルチューナーなど他の選択肢を検討すると良いでしょう。
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