こんにちは、シロコロです。
今回は弾き語りで活動するミュージシャンに向けて、アコギの生音をしっかり再現できるピックアップを紹介します。
それぞれのピックアップの特徴と、どんな人におすすめなのかを整理していますので参考にしてみてください!
L.R.Baggs M80
弦の振動を磁石とコイルで電気信号に変換するマグネティックピックアップ。
サウンドホールに引っ掛けるようにして取り付けます。

※クラシックギターでは使用できません。金属弦にしか使用することができないため、ナイロン弦・フロロカーボン弦・ガット弦では使用できないません。
一般的なマグネティックピックアップに比べ、パリパリとした金属的な音が抑えられ、ボディの振動も拾うため立体感のあるサウンドが得られます。
こんな人におすすめ
✔️自分で取り付けを行いたい人
✔️ハウリングに強いピックアップを探している人
✔️バンドで使用する機会がある人
L.R.Baggs Lyric
ブリッジ裏に貼り付けるコンデンサーマイクタイプのピックアップ。
アコギの生音に近い暖かみのある音が特徴で、マイク録りした時の音に近い印象です。
繊細な表現も忠実に再現してくれます。
ハウリング耐性は低めなため、バンドではなく弾き語りやソロギターでの使用をおすすめします。
こんな人におすすめ
✔️アコギの生音を再現したい人
✔️繊細なタッチを表現したい人
L.R.Baggs Anthem

ピエゾピックアップとコンデンサーマイクを組み合わせたハイブリッド型ピックアップ。
ブリッジ下に取り付けたピエゾピックアップが弦の「クリアなサウンド」を拾い、コンデンサーマイクがボディの「暖かくエアー感のあるサウンド」を拾うことでバランスの良い音を作ります。の2種類をブレンドしたいいとこ取りのピックアップという感じです。
筆者も現在Anthemを使用していますが、他のピックアップのような金属音が強く出過ぎることも無く、アコギの生音に近い自然な響きを再現できていると感じています。
他のピックアップに比べるとやや高価で、ギターの加工と取り付けをリペアショップに依頼するのが一般的です。少し敷居が高く感じるかもしれません。
しかし、一度取り付けてしまえば長く使えるため、値段で迷うくらいなら思い切ってAnthemを導入することをおすすめします。
こんな人におすすめ
✔️ハウリングに強いピックアップを探している人
✔️アコギの生音を再現したい人
✔️繊細なタッチを表現したい人
まとめ
今回紹介した3つのピックアップを簡単にまとめると以下のようになります。
●L.R.Baggs M80
→ ハウリングに強く、バンド演奏にも使える。
取り付けが簡単で、ストロークが多い人におすすめ。
●L.R.Baggs Lyric
→繊細な表現ができ、生音に近いサウンド。
マイク録りのような音が欲しい人におすすめ。
●L.R.Baggs Anthem
→ ピエゾとマイクのハイブリッドで、バランスの良い音。
ハウリングに強く、幅広いシーンで活躍できる
筆者も実際にAnthemを愛用しており、そのナチュラルな音質には満足しています。最初の投資は大きいですが、長く使うことを考えると思い切って導入してみることをおすすめします。
ピックアップ選びで迷っている方は参考にしてみてください。
コメント